新生児に必要なものはこれだけ!出産準備で最低限そろえたいベビー用品リスト

子育て・育児

インターネットで「出産準備リスト」と検索すると、出産前に用意すべきものとして、たくさんのベビー用品がリストアップされています。

1人目を出産したときは何が必要か見当もつかず、とりあえずリストに書かれているアイテムをひと通り買いそろえました。しかし、1度も使うことなく収納の奥に眠っているアイテムや、数回しか出番のなかったアイテムも少なくありません。

そんな経験を踏まえ、今回は新生児期に必要なベビー用品だけをリストアップ。個人的にあって良かったアイテムやその個数を紹介していきます。

新生児のお世話に必要なものはいつ買うの?出産準備を始めるタイミング

出産準備として産前にやっておきたいことは、主に2つあります。

まず1つ目は、入院の準備です。病院によって必要なものが異なるので、入院の説明を受けてから荷造りを始めると無駄がありません。

詳しくは以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

そして2つ目が、ベビー用品の準備です。体調が比較的安定しやすい妊娠7〜8カ月に始める人が多いとされていますが、妊娠中の体調には個人差があるので、必ずしもこの時期に始める必要はありません。つわりの有無やその重さ、妊娠の経過などによって動ける時期が変わってくるので、自分のペースで始めてみてください。

参考までに、我が家で行った出産準備の流れを紹介します。

【妊娠6カ月】

  • 情報収集
  • ベビー用品の下見
  • 出産準備リストの作成

【妊娠7~8カ月】

  • ベビー用品の購入
  • 水通し

【妊娠9カ月】

  • 引っ越し
  • 入院準備

【妊娠10カ月】

  • 赤ちゃんスペースの準備
  • 出産

【産後】

  • 必要なものの買い足し

本格的に出産準備を始めたのは、妊娠6カ月頃。まずはリサーチから始め、妊娠9カ月を迎える頃にはリストアップしたものが手元にそろっている状態でした。ただ、新生児期に必要なものはそこまで多くないので、出産前に購入するものは必要最低限でOKです。数量も最初は控えめに、必要に応じて買い足すようにしてみてください。

最低限これだけあればOK!新生児期に必要なベビー用品リスト

まずは、新生児のお世話に必要なベビー用品を一覧で紹介します。なお、青字で記載したものは産後に購入するのがおすすめです。

新生児期に必要なベビー用品

衣類・洗濯

  • 短肌着(3~6枚)
  • コンビ肌着(3~6枚)
  • ウェア(1~3枚)
  • 洗濯洗剤(1個)

おむつ替え

  • 紙おむつ(1袋)
  • おしりふき(1個)
  • おしりふきのふた(1個)
  • おむつ処理袋(1箱)
  • おむつストッカー(1個)

授乳

  • 授乳クッション(1個)
  • 母乳パッド(1袋)
  • 粉ミルク(1個)
  • 液体ミルク(2~3本)
  • 哺乳瓶(1~2本)
  • 哺乳瓶洗浄ブラシ(1個)
  • 除菌グッズ(1個)

沐浴・ケア

  • ベビーバス(1個)
  • ベビーソープ(1個)
  • バスタオル(1~2枚)
  • ベビーローション(1本)
  • 爪切りハサミ(1個)
  • 綿棒(1個)
  • 電動鼻水吸引機(1個)

ねんね

  • ベビーベッド(1台)
  • ベビー布団
    • 敷き布団(1枚)
    • 防水シーツ(1~2枚)
    • キルトパッド(1~2枚)
    • フィッティングシーツ(1~2枚)
  • スリーパー(1~2枚)
  • 授乳ライト(1個)

お出かけ

  • チャイルドシート(1台)
  • 抱っこ紐(1個)

カテゴリー別に詳しく紹介していきます。

衣類・洗濯

衣類・洗濯
  • 短肌着(3~6枚)
  • コンビ肌着(3~6枚)
  • ウェア(1~3枚)
  • 洗濯洗剤(1個)

衣類は退院後すぐに使用するので、出産前に購入して水通しまで済ませておくとスムーズです。

水通しとは?

新品の衣類や寝具などを赤ちゃんが使用する前に水で洗うこと。布製品に付着している化学物質を除去したり、吸水性を高めたりする目的で行います。

洗濯物を干す際にベビーハンガーを使いたい場合は、それも準備しておきましょう。

ぽんママ
ぽんママ

ベビーハンガーも購入しましたが、水通しも含めて衣類は乾燥機にかけているので、ほとんど使用しませんでした(洗濯表示を無視して乾燥機を利用する場合は自己責任で行っています)。

短肌着

春生まれの息子は、夏前まで「短肌着+コンビ肌着」の組み合わせを基本に生活しました。吐き戻しやおむつ漏れなどで1日に3~4回着替えることもあったので、多めに購入しておいて損はないと思います。ただ、サイズアウトするのも早いので、費用を抑えたい場合は、各2~3枚で様子を見てから買い足すかどうかを検討してみるといいかもしれません。

ぽんママ
ぽんママ

出産前に短肌着(サイズ50)とコンビ肌着(サイズ50~60)を6枚ずつ購入しました。生後3カ月頃まで着用しましたが(生後2カ月半頃からボディ肌着と併用)、あっという間にサイズアウトしてしまった印象です。

コンビ肌着

コンビ肌着は股下にスナップボタンが付いており、動いても裾がはだけないようになっています。足をバタバタさせてもお腹が出る心配がないので、短肌着よりも使い勝手がよく、その日の気温に合わせてコンビ肌着1枚で過ごしたり、コンビ肌着とウェアを組み合わせたりすることもありました。

ウェア

ウェアにはさまざまな種類がありますが、新生児もよく足を動かすので、選ぶなら裾が二股に分かれている(もしくは分けられる)タイプがおすすめ。出産前にサイズ50~60のウェアを3枚購入しましたが、家では肌着で過ごすことが多かったので、必要になってから購入しても遅くなかったかなと思います。

ぽんママ
ぽんママ

ウェアを着用したのは、月齢フォトの撮影時と外出時のみ。「短肌着+コンビ肌着」ではなく、「短肌着(もしくはコンビ肌着)+ウェア」をベースにしても良さそうでしたが、おむつ替えのたびに股下のスナップボタンを着脱しなければならないのが面倒だったので、我が家ではお世話しやすい「短肌着+コンビ肌着(コンビ肌着の方がボタンが少ない)」に落ち着きました。

洗濯洗剤

1歳になるまで息子の洗濯物は大人のものと分けてベビー衣料用の洗濯洗剤で洗っていました。赤ちゃんの衣類をどう洗濯するかはその家庭によって違うと思いますが、退院後すぐに使うアイテムなので、赤ちゃん用の洗濯洗剤を使いたいと考えている場合は出産前に用意しておきましょう。

おむつ替え

おむつ替え
  • 紙おむつ(1袋)
  • おしりふき(1個)
  • おしりふきのふた(1個)
  • おむつ処理袋(1箱)
  • おむつストッカー(1個)

おむつ替えに関わるアイテムは退院後すぐに使うので、出産前にそろえておきましょう。ただし、病院で使っていたものと同じものを使いたい場合は、出産してからでも問題ありません。

ぽんママ
ぽんママ

紙おむつ・おしりふき・粉ミルクは病院と同じものを使いたかったので、入院中に家族に買っておいてもらいました。

紙おむつ

最初は新生児用が1袋あればOKです。赤ちゃんの成長速度によってはあっという間にサイズアップしてしまうので、まとめ買いはおすすめできません。1袋目がなくなりそうなタイミングで、もう1度新生児用を買うのか、Sサイズを買うのかを判断してみてください。

ぽんママ
ぽんママ

うちの子は1カ月検診頃まで新生児用、生後3カ月頃までSサイズのテープタイプ、生後7カ月頃までMサイズのパンツタイプ、その後はLサイズのパンツタイプを使用しています(現在1歳)。

おしりふき

紙おむつにも言えることですが、おしりふきは赤ちゃんの肌との相性があります。肌に合わない商品を使い続けてしまうと肌が荒れてしまう可能性があるので、まずは1~3個試してみて、問題なさそうだったら箱買いするのがおすすめです。

ぽんママ
ぽんママ

おしりふき以外の用途でも使える万能アイテムなので、これは何個あっても困りません。

おしりふきのふた

100均などで購入できる「ウェットシートのふた」をおしりふきの取り出し口にセットしておけば、シートの取り出しやすさが格段にアップします。いろんな商品がありますが、おむつ替え中は片手で赤ちゃんの足を押さえながらシートを取り出さなければならないので、個人的にはワンプッシュで開くタイプ一択。繰り返し使える商品なら、買い足す必要もなく経済的です。

ぽんママ
ぽんママ

低月齢のうちはおむつ替えの回数が多いので、迷ったら使いやすさ重視で選んでみてください。

おむつ処理袋

我が家では、おしっこのときはそのまま、うんちのときはおむつ処理袋(おむつのサイズに関係なくSSサイズ)に入れて捨てています。ふたのない普通のごみ箱に捨てていますが、今のところこの方法で臭いが漏れたことはありません。ただ、おむつ処理袋は少々お値段が高め。新生児期はそこまで臭いも強くないので、ビニール袋で代用できるかもしれません。

ぽんママ
ぽんママ

地域によっては使用済みおむつの廃棄方法が決まっていることがあるので、事前にルールを確認しておきましょう。

おむつストッカー

インスタでよく見かけるベビーワゴンと迷いましたが、リビングと寝室が1階と2階で分かれているので、持ち運びやすいようにおむつストッカーを採用しました。必須アイテムではありませんが、赤ちゃんのお世話に必要なものを1カ所にまとめられるので、あると便利です。

ぽんママ
ぽんママ

新生児期は、おむつ替えセット(おむつ・おしりふき・おむつ処理袋)・沐浴セット(ベビーソープ・ベビーローション)・ケア用品(ベビーワセリン、綿棒、爪切りハサミ)・授乳アイテム(母乳パッド、乳頭保護クリーム、ハンドタオル)を入れていました。中身は変わっていますが、1歳になった今でも活躍しています。

授乳

授乳
  • 授乳クッション(1個)
  • 母乳パッド(1袋)
  • 粉ミルク(1個)
  • 液体ミルク(2~3本)
  • 哺乳瓶(1~2本)
  • 哺乳瓶洗浄ブラシ(1個)
  • 除菌グッズ(1個)

授乳アイテムは、母乳・混合・ミルクのどれで進めるかによって必要なものが変わってきます。母乳が出る体質かどうかは産んでみないと分からないので、出産前に商品の目星だけはつけておいて、自分にとって必要なものが分かってから購入した方が無駄がありません。

授乳クッション

授乳クッションは、商品によって特徴がさまざまです。実際に使ってみないと自分に合ったものが分からないので、病院で使ってから商品選びをした方が間違いがありません。

ぽんママ
ぽんママ

人によって必要か不要か意見の分かれるアイテムですが、授乳中に限らず、背中スイッチが発動して布団に下ろせないときも、これを使えば楽に抱っこできたので、かなり重宝しました(生後8カ月頃まで使用)。出産前に購入しましたが、病院で借りたクッションの方が使いやすかったので、産後に買えばよかったなと少し後悔しています。

母乳パッド

母乳パッドには布タイプと使い捨てタイプがありますが、手軽さを重視するなら使い捨てタイプを選んだ方が無難です。母乳があまり出なかったり早めにミルクに切り替えたりする場合は、購入してもほとんど使わない可能性があるので、出産してから購入するかどうかを検討してみてください。

粉ミルク

先輩ママから「ミルクの味が変わると飲んでくれないことがある」と聞いたので、粉ミルクは病院と同じものを購入しました。母乳メインで進める場合は粉ミルクを買っても余らせてしまうかもしれないので、実際に出産してから購入するかどうかを決めても遅くないと思います。

液体ミルク

液体ミルクは常温のまま哺乳瓶に移し替えるか、もしくは専用のアタッチメントを取り付けるだけですぐに授乳ができる優れもの。粉ミルクに比べると費用は高いですが、これを2~3本常備しておくだけで気持ちに余裕ができます。また、長期保存できるものも多く、防災グッズとしても注目されています。

哺乳瓶

哺乳瓶は出産してからでないと使うかどうか分からないので、混合もしくは完ミで行くと決めている場合を除いて、産後の判断でも遅くないでしょう。赤ちゃんによって乳首の好みが分かれるようなので、購入する場合はまず1本使ってみて、様子を見てから買い足した方がいいかもしれません。

哺乳瓶洗浄ブラシ

洗浄ブラシは哺乳瓶を買うタイミングで一緒に購入すればOKです。水筒を洗えるような柄付きのスポンジでも代用できます。

除菌グッズ

哺乳瓶を使う頻度が少ない場合は煮沸消毒で乗り切れる可能性があるので、除菌グッズは必要性を感じてからでも遅くありません。電子レンジ消毒、薬液消毒、スチーム除菌など、いろんなタイプがあるので、生活スタイルや性格に合ったものを選んでみてください。

沐浴・ケア

沐浴・ケア
  • ベビーバス(1個)
  • ベビーソープ(1個)
  • バスタオル(1~2枚)
  • ベビーローション(1本)
  • 爪切りハサミ(1個)
  • 綿棒(1個)
  • 電動鼻水吸引器(1個)

沐浴の必需品として紹介されることの多い「湯温計」と「沐浴布」は用意しませんでしたが、特に問題ありませんでした(退院前に受けた沐浴指導でも使用しませんでした)。沐浴・ケア用品も退院後すぐに使用するものが多いので、出産前に準備しておきましょう。

ベビーバス

沐浴は台所のシンクにベビーバスを置いて行いました。用意したのは、膨らませるタイプではなく、プラスチックの折りたためるタイプ。1カ月検診を受けたその日にお風呂デビューしたので、沐浴で使用したのは約1カ月と短い期間でしたが、卒業後は子どもの洗濯物を入れる脱衣かごとして活用しています。

ベビーソープ

泡・液体・固形と主に3タイプありますが、沐浴中は片方の手で赤ちゃんを支えながら、もう一方の手で全身を洗わなければならないので、片手で操作できるポンプ式の泡ソープが便利です。泡立てる手間なく、全身を素早く洗えるので、1歳を超えた今も泡ソープを愛用しています。

バスタオル

大人と同じものを使うことに抵抗があったので、子ども用にフード付きのバスタオルを2枚購入しました。新生児期はフードの必要性をそこまで感じていませんでしたが、自分で動けるようになってからは隙を見てすぐに脱走しようとするので、頭からすっぽりとかぶせられるフード付きのバスタオルが大活躍。見た目に惹かれて買ったものですが、機能性もバッチリでした。

ベビーローション

沐浴後に素早く保湿できるように、ベビーローションもポンプ式の商品を購入しました。片手で赤ちゃんを押さえながら塗れるので、動きが活発になってきた今も同じものを使い続けています。

爪切りハサミ

赤ちゃんの爪はとにかく伸びるのが早いです。うちの子は2〜3日もすればすっかり元通りで、1週間後にはかなり伸びてしまいます。少しでもお手入れが遅れると、すぐ顔にひっかき傷を作ってしまうので、今でも爪切りが欠かせません。

ぽんママ
ぽんママ

使用しているのは、赤ちゃん用の爪切りハサミです。起きているうちはじっとしていられないので、寝ている間にカットしています。頻度は3~4日に1回を目標に、最低でも1週間に1回はケアするように努めています。

綿棒

綿棒はおへその消毒や耳・鼻の掃除などに使用します。大人用でも挑戦してみましたが、赤ちゃんは体のパーツが小さいので、綿球が小さいベビー綿棒の方が使いやすかったです。

電動鼻水吸引器

自分で鼻をかめない赤ちゃんの代わりに鼻水を吸える電動鼻水吸引器は、新生児期からお世話になっている神アイテム。綿棒では取り切れない奥の方の鼻水もしっかり吸引できるので、鼻を吸いにクリニックに行く必要がありません。これが1台あれば、風邪気味で鼻水が止まらないときも自宅でケアできるので、持っていて損はないと思います。

ぽんママ
ぽんママ

吸っている最中はギャン泣きですが、鼻水や鼻づまりで寝苦しそうにしているときにこれで吸ってあげると、すっきりした様子でスッと寝てくれる気がします。

ねんね

ねんね
  • ベビーベッド(1台)
  • ベビー布団
    • 敷き布団(1枚)
    • 防水シーツ(1~2枚)
    • キルトパッド(1~2枚)
    • フィッティングシーツ(1~2枚)
  • スリーパー(1~2枚)
  • 授乳ライト(1個)

ねんね関連のアイテムは退院したその日に使うものが多いので、水通しも含めてしっかり準備を整えておきましょう。

ベビーベッド

ベビーベッドは短期間しか使わない可能性が高いので、購入するかどうか意見の分かれるアイテム。

使える期間が長い標準サイズ(120cm×70cm)のベッドを購入しましたが、背中スイッチが敏感でなかなかベッドに下ろすことができず、生後4カ月頃からは大人と一緒に床で寝るようになったので、結局3カ月間くらいしか使用しませんでした。

ただ、それまで(特に新生児期)は体がふにゃふにゃで一緒に寝るのが怖かったので、安全な睡眠環境を整えるためにもベビーベッドを用意して正解だったと思います(購入ではなくレンタルで良かった気はしますが……)。唯一の後悔ポイントは、扉を開閉できないタイプを選んでしまったこと。体を密着させたままベッドに下ろすことができないので、高確率で着地に失敗しました……。腰への負担も大きいので、用意するなら扉を上下にスライドできるタイプがおすすめです。

ぽんママ
ぽんママ

寝床問題にはかなり悩まされました……。現在に至るまでの寝室の変遷はこのような感じです。


セミシングルベッド2台+ベビーベッド(~生後2週間)

最初は全員同じ部屋で、大人のベッドの隣にベビーベッドを置いて寝ていました。が、頻回授乳で2~3時間おきに起きなければならないこの時期、寝室が同じだと授乳のたびに相手を起こしてしまい、共倒れになりかねなかったので、早々にこのスタイルは断念しました。


セミシングルベッド1台+ベビーベッド(~生後3カ月)

大人のベッドを1台別室に移し、寝室を2部屋に。母乳メインになりつつあったので夜間はママが担当し、朝になったらパパにバトンタッチする作戦で2人とも睡眠時間を確保できるようになりました。しかし、生後3カ月頃からベビーベッドで寝てくれない日が増えてきたので、泣く泣くベビーベッドを卒業しました。


布団1組+ベビー布団(~8カ月)

添い寝で寝てくれることが多かったので、来客用に買っておいた布団を引っ張り出して、大人布団の隣にベビー布団を並べて床で寝るスタイルに変更(床で一緒に寝るときは窒息や誤飲などの危険がないように細心の注意を払っています)。ベビーベッドを使用していた時期に比べて、お世話が格段に楽になり、このスタイルが定着しました(出番のなくなったベビーベッドは、日中の布団置き場として活用)。


布団2組(~現在)

月齢が上がるにつれて寝相が悪くなり、ベビー布団の外に出てしまうことが増えてきたので、現在は大人布団を2枚並べて床で寝ています。

ベビー布団(敷き布団・防水シーツ・キルトパッド・フィッティングシーツ)

ベビー布団はセットで売っているものも多いですが、この1年間で使ったのは「敷き布団」「防水シーツ」「キルトパッド」「フィッティングシーツ」のみ。掛け布団と枕は使用しませんでした。吐き戻しやおむつ漏れなどで汚れることも多いので、シーツは予備があると安心です。

スリーパー

スリーパーとは、服の上から着る寝具のことで「着るお布団」とも呼ばれています。ベストのような形状をしており、股下にボタンがついているので、寝相が悪くてもはだけづらく、掛け布団のように顔を覆う心配もありません。主に就寝時に使用するものですが、日中も体温調節アイテムとして使用していました。

ぽんママ
ぽんママ

サイズが大きすぎると顔が埋もれてしまう恐れがあるので、新生児が使えるものを選ぶようにしましょう。我が家では出産前に購入した4重ガーゼのスリーパーを今も使っています。

授乳ライト

部屋を暗くしたまま手元だけをやさしく照らしてくれる授乳ライトは、夜間授乳の必需品。天井の照明を常夜灯モードにして対応していた時期もありましたが、目線の先に照明があるとまぶしくて寝づらかったので、最終的に授乳やおむつ替えのタイミングで手元だけを照らせる授乳ライトに落ち着きました。

お出かけ

お出かけ
  • チャイルドシート(1台)
  • 抱っこ紐(1個)

新生児期は家にいることが多いので、お出かけアイテムは必要最低限にとどめておきましょう。ベビーカーを購入するかどうか悩む人もいるかもしれませんが、生活環境によっては出番が少ない可能性があるので、必要性を感じてからでも遅くありません。

チャイルドシート

6歳未満の子どもを乗車させるときは、チャイルドシートを使用しなければなりません(※)。そのため、退院日に車で帰宅する場合は、事前にチャイルドシートを設置しておきましょう。購入するかどうか迷っている場合は、レンタルするのも1つの手です。

(※参照:国土交通省「自動車総合安全情報|チャイルドシート」

抱っこ紐

抱っこ紐デビューのタイミングは家庭によってさまざまです。産後でも間に合いますが、生後間もない赤ちゃんとの外出はハードルが高いので、店頭で試着してから決めたい場合は、出産前にリサーチだけでも進めておいた方がいいかもしれません。購入前にレンタルでお試しできるサービスもあるようなので、気になる方は調べてみてください。

ぽんママ
ぽんママ

1カ月検診に抱っこ紐で来ている人も多かったです。

すべて購入したら総額いくら?出産準備にかかる費用の目安

最後に、すべてのアイテムを購入した場合の総額を計算してみました。選ぶ商品によって金額が異なるので、目安の1つとして参考にしていただければうれしいです。

ぽんママ
ぽんママ

商品は「過去に戻ってもう一度出産準備をするなら買いたいもの」をリストアップしてみました。購入時期によって販売価格が異なる可能性があるので、参考程度にご覧ください。

衣類・洗濯

商品単価(税込)個数合計金額
ボタン式新生児肌着10点セット
(西松屋)
¥3,2981¥3,298
長袖コンビドレス
(西松屋)
¥7681¥768
アラウ.ベビー 洗たくせっけん
(SARAYA)
¥6601¥660
合計金額¥4,726

▼おむつ替え

商品単価(税込)個数合計金額
グーンプラス テープ 敏感肌設計 新生児用76枚
(エリエール)
¥1,5181¥1,518
グーン 肌にやさしいおしりふき つめかえ用 70枚×3パック
(エリエール)
¥3821¥382
取り出しやすいウエットシートのフタ
(ダイソー)
¥1101¥110
おむつが臭わない袋 SSサイズ 200枚入り
(BOS)
¥1,5001¥1,500
おむつストッカー
(Ciilee Baby)
¥2,1801¥2,180
合計金額¥5,690

▼授乳

商品単価(税込)個数合計金額
授乳用クッション
(dacco)
¥3,7101¥3,710
ムーニー 母乳パッドプレミアム
(ユニ・チャーム)
¥9681¥968
レーベンスミルク はいはい 810g
(和光堂)
¥2,3161¥2,316
明治ほほえみ らくらくミルク 120ml×6本パック
(明治)
¥1,0691¥1,069
明治ほほえみ らくらくミルク アタッチメントⅡ
(明治)
¥5891¥589
母乳実感哺乳びん 耐熱ガラス 160ml
(ピジョン)
¥2,6401¥2,640
哺乳びん用スポンジブラシ+乳首ブラシ付
(西松屋)
¥3281¥328
除菌じょーず
(コンビ)
¥2,970円1¥2,970
合計金額¥14,590

▼沐浴・ケア

商品単価(税込)個数合計金額
ソフトタブワイド
(伊勢藤)
¥3,900円1¥3,900
キューピー ベビー全身泡ソープ しっとり 400ml
(牛乳石鹸共進社)
¥770円1¥770
フード付きバスタオル
(西松屋)
¥1,4062¥2,812
ベビーミルクローション うるおいプラス 300g
(ピジョン)
¥1,0981¥1,098
つめ切りはさみ(新生児用)
(貝印)
¥5481¥548
抗菌ベビー綿棒 水滴型 400本
(西松屋)
¥3171¥317
メルシーポット
(ベビースマイル)
¥9,7991¥9,799
合計金額¥19,244

▼ねんね

商品単価(税込)個数合計金額
ミニベビーベッド アーチ
(カトージ)
¥24,8001¥24,800
ミニサイズ 固綿敷布団
(西松屋)
¥2,7261¥2,726
ミニサイズ防水シーツ
(西松屋)
¥7461¥746
ミニ防水キルトパッド
(西松屋)
¥9661¥966
ミニ フィッティングシーツ
(西松屋)
¥1,2962¥2,592
イブルスリーパー
(ケラッタ)
¥2,6802¥5,360
LEDランプ(ホルン)
(ニトリ)
¥2,4901¥2,490
合計金額¥39,680

▼お出かけ

商品単価(税込)個数合計金額
アイターンFIXロング
(西松屋)
¥23,0981¥23,098
ラクリス
(アップリカ)
¥31,9001¥31,900
合計金額¥54,998

総額は以下のとおりです。

カテゴリー合計金額
衣類・洗濯¥4,726
おむつ替え¥5,690
授乳¥14,590
沐浴・ケア¥19,244
ねんね¥39,680
お出かけ¥54,998
総額¥138,928

必要最低限にとどめたつもりですが、それでも10万円を超えてきました。プレママ特典や自治体の子育て支援などを活用してお得に入手できる可能性もあるので、使えそうなサービスがあれば積極的に活用してみてください。

ぽんママ
ぽんママ

プレママ特典の中には、おむつやおしりふき、ミルクなどのサンプルがもらえるものもあります。応募するだけでもらえるプレゼント企画も多いので、ぜひチェックしてみてください!

出産前に購入するものは必要最低限に!

ベビー用品を見ていると、ついあれもこれもと欲しくなってしまいますが、新生児期に使うものは限られています。赤ちゃんによって必要なアイテムも変わってくるので、出産前に購入するものは生活に欠かせないものだけにとどめておきましょう。

ちなみに我が家では、以下のアイテムがほとんど出番なく終わってしまいました……。

  • おくるみ(バスタオルで代用)
  • ガーゼハンカチ(ハンドタオルで代用)
  • ミトン(体温調節の妨げになると聞いて使用せず)
  • ベビーハンガー(乾燥機を使用したため出番なし)
  • おむつ替えシート(毎回敷くのが面倒で使用せず)
  • 哺乳瓶用乳首(哺乳瓶を使う頻度が少なかったので出番なし)
  • ベビーブラシ&コーム(髪の毛が少なかったので出番なし)
  • ベビー掛け布団(スリーパーで代用)
  • ベビー枕(窒息のリスクが高まると聞いて使用せず)

上記に加えて、ベビーカーも出産前に購入していましたが、うまく使いこなせずに途中で買い換えることに……。出産前に張り切ってそろえましたが、実際は産まれてみないと分からないことが多いので、必要に応じて買い足すようにしてみてください。

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